バングラデシュ、警戒強める 過激組織IS テロ襲撃続発 (1/2ページ)

2016.2.23 05:00

バングラデシュの首都ダッカで、縫製業を営むイスラム教徒の職人ら=2015年10月(共同)

バングラデシュの首都ダッカで、縫製業を営むイスラム教徒の職人ら=2015年10月(共同)【拡大】

 イスラム教徒の人口が世界4位とされるバングラデシュが、シリアを拠点とするイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)のテロの標的になっている。外国人や宗教少数派を狙った爆弾テロや襲撃が昨年秋以降、頻発。進出している日系企業にも警戒感が強まっている。

 「チュニジアからベンガルまで、十字軍の市民はイスラム教徒の地で安寧を得られない」

 ISは昨年11月発行の機関誌「ダビク」で、同9~10月に起きたバングラデシュの首都ダッカでのイタリア人男性と、北部ランプル近郊での星邦男さん(当時66、岩手県出身)の両射殺事件の犯行を主張。「ベンガルの聖戦」を宣言し、バングラデシュを含むベンガル地方をターゲットにすると予告した。

 バングラデシュは人口約1億6000万の9割がイスラム教徒。宗教や宗派対立によるテロは、これまでほとんど起きていなかったが、邦人事件後も国内少数派のイスラム教シーア派やヒンズー教徒などを狙ったテロや襲撃が相次いだ。今年1月7日にはイスラム教からキリスト教に改宗した男性がナイフで殺害された。ISは多くの事件で犯行声明を出した。

 人件費の安さから「世界の縫製工場」といわれ、日本のユニクロやスウェーデンのH&M、スペインのZARAなどが生産拠点を置く。日系企業は約230社が進出し、中国や東南アジアに次ぐ拠点として注目されている。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。