総合格闘技にVR進出、舞台裏体感 (1/3ページ)

2016.3.16 05:00

米総合格闘議団体「ベラトールMMA」の動画サービスをVRで体験する、元総合格闘家の男性(同団体提供)

米総合格闘議団体「ベラトールMMA」の動画サービスをVRで体験する、元総合格闘家の男性(同団体提供)【拡大】

 没入感を味わえる仮想現実(VR)体験はスポーツにうってつけのようだ。ここ数カ月で全米プロバスケットボール協会(NBA)から北米アイスホッケーリーグ(NHL)に至るスポーツ団体がVR技術を用いた試合中継を試みている。狙いは、ライブイベントに新たな臨場感とドラマをもたらすことだ。

 米メディア企業バイアコム傘下の総合格闘技団体のベラトールMMAも最近この時流に乗った。ベラトールは、格闘家らが対戦に挑む前に行う儀式や練習風景などの舞台裏までも視聴者に体験させる映像作りを考えている。最大のライバルであるアルティメット・ファイティング・チャンピオンシップ(UFC)との差を広げたい狙いだ。

 しかしながら、同団体のジェーソン・ジョーダン最高執行責任者(COO)は、自身はスポーツのVR映像の現状にはすごさを感じていないと語る。「効果があるか見極めるために皆が試しにやっているだけだ」という。アナリストやスポーツファンの間にもこうした意見は多い。

 ◆若い層獲得に期待

 ハイテクファンは30年余り、VRについて盛んに語ってきた。そしてついに今、チップやセンサー、ソフトウエアなどVRを支えるテクノロジーは商業化のレベルに達している。既に韓国のサムスン電子は99ドル(約1万1260円)と手頃な値段のヘッドセットを販売し、米グーグルも段ボール製の簡易版を展開。またソニーやフェイスブック傘下のオキュラスといった企業は、より高性能な製品を数カ月以内に投入する予定だ。米証券会社パイパー・ジェフリーズは、VRヘッドセットの販売台数が今年は600万台、2025年には5億台に達すると予測している。

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