埼玉県朝霞市で平成26年3月から行方不明になっていた少女(15)が27日、東京都内で保護された。捜査関係者によると、少女にけがなどはなく、失踪の経緯や足取りについて事情を聴いている。
26年3月10日午後5時ごろ、自宅に帰宅した母親が少女の姿が見えないのに気付き、埼玉県警に届け出た。自宅のドアポストに少女とみられる筆跡で「家も学校もちょっと休みたいです しばらく友達の家です さがさないで下さい」とメモ書きが残されており、県警は友人らに事情を聴くなど捜査していたが行方がつかめず、氏名や顔写真を公開して情報提供を呼びかけていた。
失踪当日の同日午後3時45分ごろには、自宅前で少女が10代ぐらいの男性と話しているところを近所の人が目撃。少女はこれまで、学校を無遅刻無欠席で、失踪直前も変わった様子はなく、県警は事件や事故に巻き込まれた可能性もあるとみて捜査していた。