南極観測隊58人が帰国 家族らと再会、「元気だった?」抱き合う

2016.3.27 17:36

帰国を喜ぶ南極観測隊の隊員や家族ら=27日午後、羽田空港
帰国を喜ぶ南極観測隊の隊員や家族ら=27日午後、羽田空港【拡大】

 昭和基地などで大気や氷の調査をした第56次南極観測隊の越冬隊と第57次夏隊の計58人が27日、南極観測船「しらせ」が寄港したオーストラリアから空路で香港を経由し、羽田空港に帰国した。

 空港の到着ロビーに集まった家族らは、隊員の名前や「お帰りなさい」と書いたうちわや横断幕を掲げ「元気だった?」「太った?」と声を掛けながら抱き合ったり握手したりしていた。

 三浦英樹越冬隊長(50)によると、昨年夏に完成した昭和基地の大型大気レーダーを初めて越冬中に使用。「確実にデータを取れた」と話した。

 夏隊も近現代の地球環境の変化を調べるため、標高約1300メートル地点で深さ約260メートルの氷を切り取ることができたといい、門倉昭隊長(57)は「今回は、しらせの接岸もスムーズで、順調に調査できた」と笑顔で話した。

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