熊本県のPRキャラクター「くまモン」が17日、県のアンテナショップ・銀座熊本館(東京都中央区)にサプライズで登場し、来店者に熊本地震の被災地支援に対する感謝の気持ちを伝えた。
くまモンは午前11時の開店と同時に入り口でお出迎え。訪れた人たちは驚きながら「頑張ってね」と握手をしたり、抱き合ったりしながら入店した。店内ではスケッチブックに「おうえんサンくま」と書かれたメッセージを持って、来店者と触れ合った。
熊本県のお菓子を買った千葉県船橋市のパート吉田理佳子さん(50)は「人ごとではないと思いやって来た。少しでも支援になり、復興につながってほしい」と願った。
銀座熊本館によると、5月の1日当たりの平均売上額は325万円で、震災前と比べて4倍近くに増えた。