スカーフでおしゃれ競う インドネシアのイスラム女性

2016.5.24 05:00

ファッション雑誌「スカーフ」を手にするスタイリストのシェリー・チェンタミさん(右)と編集者のヌリ・アジザさん=4月、ジャカルタ(共同)

ファッション雑誌「スカーフ」を手にするスタイリストのシェリー・チェンタミさん(右)と編集者のヌリ・アジザさん=4月、ジャカルタ(共同)【拡大】

 イスラム教徒の女性が髪を覆うために身に着ける「スカーフ」。欧州や中東では学校での着用の是非をめぐる論争になったこともあるが、穏健なイスラム教徒が多いインドネシアでは若い女性らが個性的な柄や巻き方でおしゃれを競っている。

 「この巻き方はとても珍しいの」。ジャカルタに拠点を置くファッション雑誌、その名も「スカーフ」のスタイリスト、シェリー・チェンタミさん(23)のスカーフの形はターバンのようだ。

 「イスラム女性の生活で宗教が最優先されることは今も昔も変わっていない」とシェリーさん。同国では人口2億5000万の約9割がイスラム教徒だ。スカーフを着用しないイスラム女性も多いが、同誌の焦点はあくまでもスカーフ。スカーフ着用は「宗教的な義務」というより、イスラム女性の「特権」との考えだ。

 同誌は昨年、4種類のスカーフの巻き方を紹介した。1枚の布であるスカーフの端を左右両側に垂らしたり、右だけに垂らしたりする巻き方、首と頭部をすっぽり隠す保守的な巻き方などもある。

 首都のショッピングモールにある専門店にはカラフルな花柄や水玉柄のスカーフが並ぶ。1枚約8万~12万ルピア(約650~970円)とお手軽で、10~20代の女性が主な購買層という。

 会社員のリファ・アマリアさん(26)は、茶色の上着に暖色系のスカーフでコーディネート。ジーンズに青いスカーフの大学生、ナビラ・アブダットさん(24)は、異なった色や模様のスカーフを100枚以上持っている。

 同誌の編集者、ヌリ・アジザさん(23)は「女性たちのファッション感覚は急激に洗練されてきている。ジャカルタが、イスラム女性にとっての『ファッションの都』となる日も遠くない」と話した。(ジャカルタ 共同)

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