米国石油産業発祥の地、ペンシルベニア州 あちこちでメタン漏れ (1/2ページ)

2016.6.28 05:00

森の中にうち捨てられた油井とポンプ=米ペンシルベニア州(ブルームバーグ)
森の中にうち捨てられた油井とポンプ=米ペンシルベニア州(ブルームバーグ)【拡大】

 今は使われていない油井のパイプの上に郵便箱が置かれている。近くにはシャクヤクの花が咲き、さびたポンプジャックのそばで子供たちがブランコに乗っている。

 米国の石油産業発祥の地であるペンシルベニア州では約100年前に使われていた油井の残骸が長い間、風景の一部になっている。その多くは放置され土や木材、さび付いた鉄球などが詰まっていても、誰もさほど考えを巡らさなかった。

 しかし、州内に数十万カ所あるこれらの油井について警戒する声が強まりつつある。特に米最大の天然ガス田であるマーセラス・シェール層の新規油井に近い場所では注目されている。これらの油井からは水質汚染をもたらすメタンが漏れ出しており、地球温暖化につながるほか、爆発する恐れもある。過去数十年間に爆発により4人が死亡している。

 「ここの水には大量のメタンが含まれている。たばこを吸ったり、風呂場でろうそくに火を付けたりしないよう調査員から言われた」と、使われなくなった60本以上の油井がある40エーカーの農場で妻、シェリルさんと住む機械技師のジョー・トーマス氏は語った。地表にはエメラルド色の石油が所々浮き出している。

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