不倫調査で“ドロドロの暗闘劇” 別れさせ屋、GPS、盗聴…スパイ映画みたい? (3/5ページ)

夫に対する探偵の不倫調査だけでは飽きたらず、妻は自ら不倫相手の郵便物をあさって個人情報を入手し、別れさせ屋にまで依頼。一方の夫も妻の疑念を察知して自宅に録音機を設置した。スパイ顔負けの〝暗闘劇〟に司法判断は…
夫に対する探偵の不倫調査だけでは飽きたらず、妻は自ら不倫相手の郵便物をあさって個人情報を入手し、別れさせ屋にまで依頼。一方の夫も妻の疑念を察知して自宅に録音機を設置した。スパイ顔負けの〝暗闘劇〟に司法判断は…【拡大】

 数日後、A子は調査会社から証拠写真と報告書を受け取り、それをもとにB男を問い詰めた。

 しかし、B男もなかなかに手ごわい。浮気を全面否定したうえで、C子を部屋に呼んだのは、あくまで出張マッサージを受けるためであり、2人が「男女の関係」であるというのは「A子の妄想に過ぎない」と言い放ったのだ。

 スパイまがいの大胆行動

 A子の追及はここで終わらない。この時点ではまだ、C子という名前を含めて不倫相手の身元を特定できていなかった。20万円を払って追加調査を頼み、C子の姓とマンションの部屋番号は知ることができた。だが下の名前も、職業も分からない。

 A子はここで、大胆極まりない行動に出る。

 自らC子のマンションを訪れ、C子宅の郵便ポストを勝手に開けたうえ、郵便物を抜き取った。A子はこのスパイまがいの手段で、C子のフルネームをつかんだ。

A子は次に「別れさせ屋」と連絡を取った