不倫調査で“ドロドロの暗闘劇” 別れさせ屋、GPS、盗聴…スパイ映画みたい? (4/5ページ)

夫に対する探偵の不倫調査だけでは飽きたらず、妻は自ら不倫相手の郵便物をあさって個人情報を入手し、別れさせ屋にまで依頼。一方の夫も妻の疑念を察知して自宅に録音機を設置した。スパイ顔負けの〝暗闘劇〟に司法判断は…
夫に対する探偵の不倫調査だけでは飽きたらず、妻は自ら不倫相手の郵便物をあさって個人情報を入手し、別れさせ屋にまで依頼。一方の夫も妻の疑念を察知して自宅に録音機を設置した。スパイ顔負けの〝暗闘劇〟に司法判断は…【拡大】

 この情報をもとにA子は別の調査会社にC子の家族構成を調べるよう求めた。調査会社側の弁護士は職務上の請求を装ってC子の住民票と戸籍謄本の写しを入手。C子の生年月日、本籍地、父親の氏名まで突き止めた。

 別れさせ屋も登場

 A子は次に「別れさせ屋」と連絡を取った。男女間の交際を終わらせることを目的とする業者で、別れさせたい相手に工作員を接触させ、口説き落として従来の関係を壊したりする。自由恋愛を意図的に破壊する別れさせ屋をめぐっては、「公序良俗に反する」として訴訟に発展するケースも少なくない。

 A子の依頼を受けた工作員は、C子の勤務先のマッサージ店に客として訪れ、複数回にわたってC子を指名した。家族や交友関係などプライベートに関する質問をしたほか、帰宅途中のC子を待ち伏せて接触を図ったり、B男の車に衛星利用測位システム(GPS)を付けたりして行動確認を行った。

 だが、B男もここで攻勢に出る。尾行や監視に気づき、さらにC子からも「身の回りで不審な出来事が続いている」と聞かされ、A子がかんでいると確信した。そこで自宅に録音機を仕掛けたのだ。

予感は当たった。親族や友人とのA子の会話から…