震災前の9割まで回復 平成27年、福島県の観光客

2016.8.2 18:13

 福島県は2日、昨年県内を訪れた観光客数が、5031万3千人だったと発表した。東日本大震災前の平成22年は5717万9千人で、約9割の水準まで回復した。

 県によると、昨年4~6月に県とJRグループによる大型観光企画「ふくしまデスティネーションキャンペーン(DC)」が実施され、各地で地域の特徴を生かしたイベントが開催されたことが、観光客の増加に結び付いた。

 月別の観光客数を見ると、7~9月が1659万人と全体の約3分の1を占め、夏休みのある8月が752万2千人と最も多かった。

 県内を訪れる観光客は、東京電力福島第1原発事故などの影響で、23年に震災前の約6割と大きく落ち込んだが、26年には約8割まで回復していた。

 県観光交流課は「DCの効果を継続させ、修学旅行などの教育旅行客や、海外からの観光客の誘客につなげたい」としている。

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