【生かせ！知財ビジネス】成長戦略に技術競争力パッケージレポート活用を (2/2ページ)

　技術競争力パッケージレポートは「標準タイプ」（ＹＫＳ－ＣＳ、税別１０万円＝別表）と「詳細タイプ」（ＹＫＳ－ＣＤ、同２０万円）の２種類を用意。詳細タイプでは、依頼企業と他社における技術分野別ＹＫ値の推移をグラフ化する「選択分類別競合ヒストリカルベンチマーク」、任意の技術分野の有力特許と競合企業の有力特許をリスト化した「選択分類別有力特許比較（ＹＫ値版）」「同（ＹＫ３値版）」が加わる。納期は約１週間。リポート作成の自動化により低価格化できた。

　工藤所長は「企業信用情報としても知財情報の価値が認められてきた。企業から銀行への説明資料としてもパッケージレポートを積極的に活用して欲しい」と言う。（知財情報＆戦略システム　中岡浩）

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　■「特許企業価値からみた技術競争力パッケージレポート」（標準タイプ）の概要

　・ＹＫＳ会社情報（特許力基本情報）

　　依頼企業の技術競争力の概要。ＹＫ値、ＹＫ３値等の指標を算出し、業種分類別の順位、他社との関係性、優位性などを示す

　・選択分類別企業ランキング

　　任意の５つの業種分類でＹＫ値による企業順位と変化を示す。競合企業と比較可能

　・ＹＫＳ　Ｍａｐ（特許力業界地図）

　　任意の業種分類の中で複数の企業間の競合／協業関係などを示す。一覧把握が可能

　・技術分野別競合ベンチマーク

　　ＹＫ値を使い、任意の分野での依頼企業と競合企業の技術ポートフォリオの競争力を比較