マツダは27日、ボンネット内の燃料タンク部品の不具合で火災の恐れがあるとして、乗用車「RX-8」3万753台(平成15年2月~20年2月生産)のリコールを国土交通省に届けた。
同省によると、燃料タンクからエンジンにガソリンを送るポンプの樹脂製部品に熱が原因で亀裂が入り、燃料が漏れることがあるという。同社は部品を交換するほか、近くに遮熱パッドを貼り付けて熱が伝わりにくいようにする。
また、ホンダは同日、ブレーキ操作時に前輪がロックして転倒の恐れがあるとして、三輪オートバイ「ジャイロX」1万3246台(平成23年5月~27年9月生産)のリコールを国交省に届けた。
同省によると、前輪サスペンションの部品設計が不適切なため走行中に折れ、ブレーキをかけた際に前輪がロックする恐れがある。
ジャイロXは主に郵便配達やピザの宅配などに使われているという。