【福島で震度5弱】東電、燃料冷却プールの自動停止は水の揺れ原因と推定

2016.11.22 13:09

東京電力福島第2原発。地震の影響で3号機(手前から2基目)の使用済み核燃料プールの冷却設備が一時停止した=22日午前9時9分(共同通信社ヘリから)
東京電力福島第2原発。地震の影響で3号機(手前から2基目)の使用済み核燃料プールの冷却設備が一時停止した=22日午前9時9分(共同通信社ヘリから)【拡大】

  • 建屋カバーの壁パネルが取り外される福島第1原発1号機

 東京電力は22日午前9時から東京の本社で会見し、福島第2原発3号機で燃料貯蔵プールの冷却が一時停止したが、第1原発、第2原発ともに異常がないことを明らかにした。会見で福島第1廃炉推進カンパニーの増田尚宏・最高責任者は「これから大きい津波が来ないか注意し、津波で建屋内の汚染水が漏れ出さないか警戒している」と話した。

 東電によると、第2原発3号機は午前6時10分にプールのポンプが自動停止し、冷却が中断した。プールには、燃料が計2544体(未使用が184体)入っていた。

 増田氏によると、地震の揺れとプール内の水の揺れが共振して、水が大きく波を打ったため、水位が急激に下がり、自動停止したとみられるという。

 停止時のプールの温度は28・7度で、起動再開した午前7時47分には、29・5度まで上昇したが、増田氏は「燃料はあまりエネルギーを出すものではない。予想通りの温度上昇で問題はない」と強調した。

 第1原発には津波が午前6時38分、第2には同31分に、いずれも1メートルの高さの津波が到達したが、敷地は海抜4メートルにあり、建物までは到達しなかったという。

 その後、東電は作業員全員の安否を確認。この日は早朝から第1原発1号機の建屋の調査や、除染作業を行っていたが、現在も津波警報が続いていることから、この日の作業は中止する方向だという。

 この日は、広瀬直己社長が新潟県庁で柏崎刈羽原発の再稼働に慎重な姿勢を示して当選した米山隆一知事と初めて会談することになっていたが、急遽中止し、広瀬社長は新潟から東京に戻った。

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