日本郵便とネスレ、今年もキットメール販売 受験生にエール

 日本郵便とネスレ日本(神戸市)は6日、受験生に人気があるチョコレート菓子「キットカット」に、手書きの応援メッセージを添えて郵送できる商品「キットメール」の販売を始めた。東京都内で開かれたイベントには、リオデジャネイロ五輪のメダリストであるベイカー茉秋選手と三宅宏実選手も駆けつけ、受験生にエールを送った。

 柔道男子90キロ級で金メダルを獲得したベイカー選手は「受験に勝って今まで支えてきてくれた人に恩返ししてほしい」と呼び掛けた。女子重量挙げで銅メダルの三宅選手は「健康を管理し体調万全で挑戦して」と気遣った。

 キットカットは名称が「きっと勝つ」に似ていることから、受験を控えた学生らに親しまれ、毎年、受験シーズンにキットメールを販売している。菓子の価格は250円で、切手140円分を貼って送る。全国の郵便局(一部の局は除く)で来年3月31日まで扱う。