さぁお正月 郷里へ海外へ 移動ラッシュがピーク

 年末年始を海外や古里で過ごす人たちの移動ラッシュが29日にピークを迎え、空港やターミナル駅は大きなキャリーバッグを引く旅行者や家族連れらでにぎわった。各地の高速道路の一部では渋滞も発生した。

 成田国際空港会社によると、29日の出国者数は約5万人の見込みで、来年1月3日が帰国のピーク。成田空港で、妻と一緒にハワイで年越しするというさいたま市の会社員、関根彦一さん(40)が「きれいな風景を写真に収めたい」と話した。

 羽田空港の出発ロビーの保安検査場には検査待ちの列ができた。川崎市の主婦、大橋綾子さん(33)は夫(33)と長男(3)でタイへ観光に行くといい「象に乗ったり、買い物をしたりして楽しみたい」と声を弾ませた。

 JR各社によると、新幹線下りの自由席乗車率はほぼ100%以上に。3月に開業した北海道新幹線の始発・終着駅の新函館北斗駅(北海道北斗市)も混雑。家族3人で札幌市に帰省する東京都荒川区の会社員、久保田英樹さん(47)は「故郷に新幹線が開通したので初めて利用した。レンタカーでゆっくり観光しながら札幌に向かいたい」と笑顔を見せた。