トランプ氏とオバマ米大統領、不和解消? 電話で「とても良い会話交わした」

2016.12.30 06:21

5月10日にホワイトハウスでオバマ米大統領(右)と握手を交わす共和党のトランプ氏(AP=共同)
5月10日にホワイトハウスでオバマ米大統領(右)と握手を交わす共和党のトランプ氏(AP=共同)【拡大】

 オバマ米大統領は28日、「挑発的な」発言と「邪魔立て」で共和党政権への移行を妨害しているとツイッターで批判したトランプ次期米大統領に電話した。次期大統領就任まで1カ月を切る中、トランプ氏の同日のツイートは現職大統領との不和を公にしたが、オバマ氏の電話が両氏の関係修復につながった可能性もある。

 フロリダ州の別荘マール・ア・ラーゴに集まった記者団に対し、トランプ氏は「(オバマ大統領と)とても良い会話を交わした」と述べた。

 トランプ氏は同日早くにツイッターで、オバマ大統領の行動や発言を相次いで批判した。主に攻撃したのは、国連安全保障理事会がヨルダン川西岸などでのイスラエル入植停止を求める決議案を採決するに際し、オバマ大統領が拒否権を行使せずに棄権するよう米国連大使に指示した点だった。この指示によって決議案は採択された。

 トランプ氏はツイッターで「イスラエルがこのような圧倒的な軽蔑と不敬をもって扱われるのを、このまま許すわけにはいかない。イスラエルよ、強いままであれ。1月20日は刻一刻と近づいている!」と投稿した。

 オバマ大統領はCNNのインタビューで、自分が出馬していたらトランプ氏に勝利していたはずだと発言。27日に真珠湾で行ったスピーチでは、「民族間の抗争」や「自分たちと異なる人々を悪魔のように扱おうとする衝動」に抵抗するよう促していた。

 トランプ氏は「プレジデント・O(オバマ大統領)からの多くの挑発的な発言と邪魔立てを気にしないよう懸命に努めている。スムーズな政権移行になると思っていたが、大違いだった」とツイッターに投稿した。(ブルームバーグ Ben Brody、Jennifer Epstein)

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