ロシア前衛やダビンチに注目 2017年 美術品市場7つのトレンド (1/4ページ)

2017.1.1 05:00

ロシアの前衛作家の作品(GalerieGmurzynska提供)
ロシアの前衛作家の作品(GalerieGmurzynska提供)【拡大】

  • 新たに発見されたレオナルド・ダビンチの作品(TajanAuctionHouse提供)
  • タイの若手作家が手掛けた「TreeofLifeUnitedNations」(Clearing提供)

 2016年の美術品市場は激しい浮き沈みを経験したが、17年には7つのトレンドが市場に押し寄せそうだ。

 昨年は画家のジャンミシェル・バスキアやクロード・モネの作品がオークションでの過去最高値をそれぞれ記録する一方で、ロンドンやニューヨークのオークション売上高は減少した。この間には多くの緊張も生まれた。

 競売大手のサザビーズとクリスティーズは、マレーシアの実業家、ジョー・ロウ氏の関与が疑われている資金洗浄の捜査に巻き込まれた。両社とも不正行為で告発されたわけでなく、ロウ氏の家族は異議を申し立てている。

 パブロ・ピカソの彫刻作品は、カタール王室の有力者と米富豪、レオン・ブラック氏との間で激しい争いを引き起こした。また、競売会社の世界では例を見ない主要幹部の入れ替えもあった。その最たるものは12月、クリスティーズが新たな最高経営責任者(CEO)としてサザビーズの元重役を任命したことだ。

 これらのことは17年の美術品市場にとって何を意味するのだろうか。注目すべき7つのトレンドを以下に挙げる。

 (1)ロシアの前衛芸術

 ロシア革命100周年を迎える17年は、革命前夜に開花して1930年代中頃に終焉(しゅうえん)を迎えたロシアの前衛芸術運動を担った作家たちに注目が集まるだろう。

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