トランプ氏、日本食でロシア人脈育む (1/2ページ)

2017.1.4 05:00

 ドナルド・トランプ氏が最後にモスクワで公の場に姿を現したのは、同氏が以前に運営組織を保有していた美人コンテスト「ミス・ユニバース」が2013年11月に開かれた時だった。その後、私的な招待を受けたトランプ氏は、日本食レストラン「ノブ」で10人余りのロシアを代表するビジネスマンと食事を楽しんだ。ロシア最大の銀行スベルバンクのヘルマン・グレフ最高経営責任者(CEO)も、その場にいた一人だった。

 プーチン政権で00年から07年に経済担当相を務めたグレフ氏は、ロシア最大級の不動産会社クロッカス・グループの創業者、アラス・アガラロフ氏とトランプ氏の会談をアレンジした。クロッカスが同社のコンサートホールでミス・ユニバースを開催した。

 グレフ氏はインタビューで「会談は良い雰囲気だった」と述べた。トランプ氏は「思慮に富んだ人物で、応対がとても生き生きとしていた。ポジティブなエネルギーがあり、ロシアに対し良い態度を示していた」と語った。

 ロシア大統領府のクレムリンから歩いて15分ほどのノブでの会食は2時間続いた。この事実は、次期米大統領のロシア財界人とのつながりが、当初報じられていたよりも幅広く、プーチン大統領の側近もその人脈に含まれていることを示唆している。

 米国の情報機関が米大統領選挙中にトランプ氏を勝たせるためにロシアがサイバー攻撃を仕掛けたと指摘した後、同氏がこの疑惑を一蹴したことで、トランプ氏のロシアとの結び付きに関する詳細な調査が求められるようになっている。

 米議会での特別委員会設置も呼び掛けられており、ロシアにおけるトランプ氏のこれまでの事業計画が米露関係強化を求める同氏の方針に影響を与えている可能性があるかどうかが問われている。

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