駐EU大使後任、1日で決定 英首相 離脱政策への批判対応か (1/2ページ)

2017.1.6 05:00

首相官邸を出発する英国のメイ首相。辞任表明した駐EU大使の後任を約1日で決め、政権批判をかわす=2016年12月、英ロンドン(ブルームバーグ)
首相官邸を出発する英国のメイ首相。辞任表明した駐EU大使の後任を約1日で決め、政権批判をかわす=2016年12月、英ロンドン(ブルームバーグ)【拡大】

 英国のメイ首相は4日、前日のロジャーズ駐欧州連合(EU)大使の辞意表明から1日足らずで、ベテラン外交官のティム・バロー氏を後任に指名した。英国のEU離脱にあたり確固たる計画を持たないと批判されただけに、政権批判が高まるのを抑える動きとみられる。

 対EU関係の交渉の要だった人物の後任人事がこれほど素早く行われたのは、EU離脱アプローチをめぐる批判がメイ首相に響いた兆候でもある。

 英政府の高官は「バロー氏がロジャーズ大使の後任候補にふさわしい人物であることは明らかだが、大使の突然の辞意表明後、何とか主導権を回復したいとのメイ首相の切実な気持ちが行動の迅速さに表れた。離脱をめぐる政策が実質空っぽだとの批判をかわしたいとの強い思いも示唆されている」と語った。

 ロジャーズ氏の辞任を歓迎した離脱強硬派だったが、一部の熱心なEU懐疑派はバロー氏の起用に反対。メイ首相が押し切った格好だ。

 ストラスクライド大学のジョン・カーティス教授(政治学)は「後任大使の迅速な決定は、政権内が混乱しているとの印象を与えないようにする上で役立つものだ」と評価した。

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