【生かせ!知財ビジネス】渡部俊也・東京大学教授に聞く(中) (2/2ページ)

2017.1.27 05:00

データの権利処理などに関して「知財を扱うスキルと同じ」と説く渡部俊也教授
データの権利処理などに関して「知財を扱うスキルと同じ」と説く渡部俊也教授【拡大】

 --コンテンツやデータも知財部門の仕事になる

 「やってほしい。例えば日本企業の知財部門ではもともと技術ノウハウ、営業秘密を所管していなかったが、過去5年ほどの間に多くの企業で管理するようになった。それは、いろいろな国々へ進出して事業展開をしていくときに特許出願だけでは事業を守れないので、やり方を見直そうとなったからだ。同じようにできるはず。特にデータの契約や保護については、知財の観点で知財部門にやってほしい。それはデータを活用する側だけでなく提供する側の双方に必要なことだ」

 --データを扱うための制度は整備できているのか

 「生データは保護の対象になりにくい。データセットは新しい枠組みでの保護が検討され、恐らく不正競争防止法における営業秘密管理についての改正が行われる。学習済みモデルの特許保護やデータを使って生まれたコンテンツの著作権問題なども検討されている」(知財情報&戦略システム 中岡浩)

今、あなたにオススメ
Recommended by

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。