【松本真由美の環境・エネルギーDiary】スマートタウンの将来展望探る (1/4ページ)

2017.2.6 05:00

Fujisawaサスティナブル・スマートタウンの街並み=神奈川県藤沢市(同スマートタウン協議会提供)
Fujisawaサスティナブル・スマートタウンの街並み=神奈川県藤沢市(同スマートタウン協議会提供)【拡大】

  • 総合情報発信拠点「SQUARECenter(スクエア・センター)」のカフェ(Fujisawaサスティナブル・スマートタウン協議会提供)
  • Fujisawaサスティナブル・スマートタウンのモビリティサービスが提供する電動アシスト自転車シェアリングサービス(同スマートタウン協議会提供)

 神奈川県藤沢市に2014年11月にグランドオープンした「Fujisawa サスティナブル・スマートタウン」を2年半ぶりに訪ね、見学してきました。20年度の完成を目指し全体の約60%まで開発が進み、美しい街並みが広がっていました。スマートコミュニティーの先駆けである同スマートタウンの今と、日本のスマートなまちづくりの将来展望を探ります。

 ◆90年比でCO270%減

 「スマートコミュニティー(スマートタウン)」とは、コミュニティー単位で分散型エネルギーを最大限活用すべく、エネルギーマネジメントシステム(EMS)を通じて、エネルギー需給を総合的に管理・最適化するとともに、高齢者の見守りなど他の生活支援サービスも取り込んだ「新たな社会システム」のこと。

 同スマートタウンは、藤沢市南部のパナソニックグループ工場跡地(敷地面積約19ヘクタール)を舞台に、パナソニックが代表幹事を務める同スマートタウン協議会(全18団体)によって開発された日本最大級のスマートタウンです。

 街の完成時には戸建て住宅約600戸、集合住宅約400戸の計1000戸が整備される予定で、現在約350世帯が暮らしています。住宅は全て太陽光発電システムと蓄電池を標準装備し、HEMS(家単位で電気やガスなどのエネルギーを効率的に管理するシステム)が導入されています。住宅のほかに商業施設、サービス付き高齢者住宅、特別養護老人ホーム、各種クリニック、保育所、学習塾などを整備し、電気自動車や電動バイクなどのシェアリングサービスも提供しています。

 二酸化炭素(CO2)排出量は街全体で1990年比70%削減し、生活用水は一般普及設備の2006年比で30%削減、再生可能エネルギー利用率30%以上、非常時は3日間のライフラインの確保を目標としています。

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