萩尾望都さんの「エッグ・スタンド」を2.5次元化 “男性版宝塚”の劇団スタジオライフが挑戦 (1/3ページ)

2017.2.15 12:30

萩尾望都さんと中心に並んだラウル、ルイーズ、マルシャンをWキャストで演じる役者たち
萩尾望都さんと中心に並んだラウル、ルイーズ、マルシャンをWキャストで演じる役者たち【拡大】

  • 「エッグ・スタンド」の原作を描いた漫画家の萩尾望都さん
  • 対談する萩尾望都さん(右)と劇団スタジオライフで脚本・演出を手掛ける倉田淳さん
  • 萩尾望都さんの傑作漫画「エッグ・スタンド」が男優だけの劇団スタジオライフで初舞台化

 漫画やアニメーション、ゲームなどを演劇やミュージカルにして見せる“2.5次元”のエンターテインメントが人気の中、少女漫画の世界で数々の名作を生み出してきた萩尾望都さんの傑作短編「エッグ・スタンド」が劇団スタジオライフによって初めて舞台化される。歴史に残る名作「ポーの一族」の執筆を40年ぶりに再開させて注目を集める萩尾さんだけに、今回の舞台も国内外で話題を呼びそう。

 演じるスタジオライフも、「トーマの心臓」「訪問者」「マージナル」といった萩尾さんの作品を舞台化してきた“2.5次元”の先駆者としての実績があり、エンターテインメントビジネスの新潮流を肌で感じられる舞台となりそうだ。

 スタジオライフは1985年の結成で、87年からは男優が女役も演じる“男性版宝塚”として活動し、女性を中心に熱烈なファンを持っている。「エッグ・スタンド」はナチスドイツに占領された第二次世界大戦中のパリで、少年と踊り子の少女、そしてレジスタンスの男が出会い織りなす悲劇的な物語。これを男優だけでどのような舞台にするのか? 漫画やアニメーションを原作にした“2.5次元”の舞台が増えている中、スタジオライフで演出・脚本を手掛ける倉田淳さんの手腕に今から注目が集まる。

 2月7日に東京都内で行われた舞台版「エッグ・スタンド」の製作発表会には、原作者の萩尾望都さんが登場して、作品が生まれた背景を話した。「父や母の世代が戦争を体験した世代で、ずっと戦争に興味がありました」と萩尾さん。「高校の頃、図書館に歴史物があって、もっぱらヨーロッパを舞台にしたドキュメントを読んでいました。『白バラは散らず』(ナチスドイツ政権下のドイツで権力に抵抗した若者を描いた作品)とか、戦後にパリで孤児院をやり始めた女の人の話とかを読んで、どうして戦争をしたのだろう? という素朴な疑問が浮かびました。戦争の悲しみは個々人の上に落ちてくる。それをいつか描きたかったんです」。

ナチスドイツによって占領されたパリに生きる人々の苛烈な日々がつづられる

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。