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□環境大臣賞・レンゴー
■全社で環境保全活動、FSC認証製品の供給体制も確立
「Less is more」をキーワードに環境保全に努め、持続可能な生産やパッケージの開発を推進。国内最大の板紙工場である埼玉県の八潮工場では早くから省エネ設備などを導入しCO2排出削減に取り組む一方、チームを結成して省エネ活動を実施・評価するシステムを構築するなど、ソフト面からも省エネやCO2排出削減に取り組んできた。2016年1月には木質チップを燃料とするバイオマスボイラー発電設備を導入、年間約6万5000トンのCO2排出量削減を実現している。
一方、板紙用パルプの全量をFSC(森林管理協議会、本部・ドイツ)認証パルプに変更することで、持続可能な原材料調達を強化。同社の全製紙工場と全段ボール・紙器工場でFSCのCoC(加工流通過程の管理)認証を取得し、業界に先駆けFSC認証段ボール・紙器製品の供給体制を確立した。