薬効かない肺がんに新薬と既存薬投与 有効な治療法の可能性

2017.3.21 05:00

 遺伝子が次々と変異して薬が効かなくなった肺がんに、米国で開発中の新薬と既存の大腸がんの薬を組み合わせて投与すると効果があることを、公益財団法人がん研究会などのチームがマウスで確かめた。

 がん研の片山量平主任研究員は「有効な治療法になる可能性がある。臨床研究で人での効果が示されれば、患者に福音となる」と話している。

 対象となるのは、肺がんの85%を占める非小細胞肺がんのうち、遺伝子「EGFR」の変異が原因のがん。治療薬イレッサなどが有効だが、1年ほどで遺伝子に新たな変異が生じ、薬に耐性ができてしまう。

 チームは、別の遺伝子が原因の肺がんに対する治療薬として、米国で開発が進む新薬「ブリガチニブ」に着目。耐性を持っているがん細胞を移植したマウスに、ブリガチニブと大腸がんの薬の両方を投与すると、がんが約40日後にほぼ消失することを見つけた。

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