特急の国鉄車両消滅へ JR東日本の「踊り子」 老朽化で数年内

2017.4.10 10:38

JR東日本の特急「踊り子」の185系車両=4月、神奈川県藤沢市
JR東日本の特急「踊り子」の185系車両=4月、神奈川県藤沢市【拡大】

 JR東日本が、旧国鉄時代に製造した車両185系を、東京と静岡県の伊豆半島を結ぶ特急「踊り子」から数年以内に退役させる方針を固めたことが分かった。老朽化したため。185系の退役でJR東が定期運用する特急列車から国鉄時代に造った車両が消え、JRの発足後に登場した車両に統一される。

 踊り子は伊豆半島にある人気観光地の伊豆急下田、修善寺までそれぞれ走っており、車両の置きかえで旅行者の利用促進を狙う。後継車両には、中央線の主に新宿(東京)-松本(長野県)間を走る特急「あずさ」や新宿-甲府間などの「かいじ」に使っているE257系を転用する計画。

 昭和56年に登場した185系は特急と通勤用列車の両方に使えるように設計された。通勤列車としての運用時もスムーズに乗降できるように、出入り口のデッキ部分を広くしたのが特色。当初は普通車の座席の背もたれが倒れなかったため特急の利用客から不満が出て、後にリクライニング座席へ変えた。

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