コンドームを店頭で買うのが恥ずかしい? これからは“ジーンズ感覚”で (1/2ページ)

 インドではコンドームよりジーンズを買う方が簡単だ。少なくとも英レキットベンキーザー(RB)グループはこうした見立てから、「デュレックス」ブランドの新シリーズを展開する。

 産児制限の需要が満たされず、プライバシーの概念も薄く、店頭でのコンドーム購入がためらわれるインドでは、エイズウイルス(HIV)の感染拡大も大きな問題となっている。RBのデュレックス・インド部門はこのほど発売した「ジーンズ」シリーズでこうした状況に一石を投じたい考えだ。

 25ルピー(約43円)の新製品は、デニムのジーンズに縫い込まれているレザーのバッジに似せたパッケージだ。薬局の店頭カウンターに置かれる容器に入れられ販売されている。性について保守的なインドで、消費者がコンドームを気兼ねなく買えるようにしようとパッケージを見直した。

 同部門のマネジングディレクター、ロヒト・ジンダル氏は電話インタビューで、「デュレックス・ジーンズを買うのが、格好いいと捉えられることになるはずだ。セックスとコンドームをめぐる状況をノーマルなものにすることを狙い、パッケージ全体が作られている」と述べた。