大分でもサイバー攻撃被害 自宅パソコン300ドル要求

 世界各国で同時多発した大規模なサイバー攻撃に関連し、大分県警宇佐署は16日、宇佐市の70代男性が「ランサム(身代金)ウエア」の被害に遭ったと発表した。ビットコインで300ドル(約3万4千円)の支払いを求められたが、県警に届け出、現金の被害はなかった。大分県内での被害の確認は初めて。

 同署によると、14日朝、男性が自宅のパソコンを操作したところ、ファイルが暗号化されてパソコン内の全データが使用できなくなり、ビットコインでの支払いを要求する画面が表示された。