眞子さま、振り袖で笑顔 ブータン「花の博覧会」ご出席

「花の博覧会」でワンチュク国王夫妻と日本庭園を鑑賞される眞子さま=4日、ブータン・ティンプー(代表撮影・共同)
「花の博覧会」でワンチュク国王夫妻と日本庭園を鑑賞される眞子さま=4日、ブータン・ティンプー(代表撮影・共同)【拡大】

 【ティンプー(ブータン)=福田涼太郎】ブータンを公式訪問中の秋篠宮ご夫妻の長女、眞子さまは4日、首都ティンプーで「花の博覧会」のオープニングセレモニーに出席された。眞子さまは国王夫妻をはじめ勢ぞろいした多くの王族に迎えられ、日本人造園家を中心にブータン人スタッフが整備した日本庭園などを鑑賞された。

 花の博覧会は現国王の発案で2015年から開催されている。眞子さまの今回のご訪問は、同国政府からセレモニーへの招請を受けて実現した。

 振り袖姿の眞子さまは国王夫妻の間に立ってセレモニーに臨み、会場入り口の緑のカーテンが開くと、隣のジェツン・ペマ王妃と笑顔で目を合わせられた。

 眞子さまは国王夫妻とともにブータンなど各国をテーマにした庭園を鑑賞された。中でも同国で造園技術を指導していた福島県石川町の造園家、仲田茂司さん(60)が、ブータンの技術者と造った石庭や盆栽などからなる日本庭園は、現地の材料でブータンの景色を表現したという。

 眞子さまは説明を熱心に聞き「お庭で2国間の交流が図られていて、すてきですね」と話されたという。

 その後、眞子さまは第2の都市パロに移動し、同国最古の寺院とされるキチュ・ラカンを視察された。