バニラ・エアが旅客誤誘導 10人入国審査受けず、国交省が処分検討

記者会見で謝罪するバニラ・エアの五島勝也社長(左から2人目)ら=19日午後、東京都内
記者会見で謝罪するバニラ・エアの五島勝也社長(左から2人目)ら=19日午後、東京都内【拡大】

  • 国交省の担当者(左)から厳重注意の文書を受け取るバニラ・エアの五島勝也社長=19日午後、国交省
  • 国際線の乗客を誤って誘導し入国させたことについて記者会見する、バニラ・エアの五島勝也社長(左から2人目)ら=19日午後、東京都内

 格安航空会社(LCC)のバニラ・エア(千葉県成田市)は19日、香港から18日夜に成田に到着した乗客168人のうち34人の誘導を誤り、入国手続きをせずに入国させたと発表した。国土交通省は19日、五島勝也社長を呼んで厳重注意。同社は昨年も同様のミスで厳重注意を受けており、国交省は処分を検討する。

 34人のうち10人が入国手続きを受けておらず、国交省は同社に対し、10人の手続きに責任を持って対応するよう指示したほか、23日までに原因究明と再発防止策を報告するよう求めた。同社によると、10人とは連絡が取れている。

 同社によると、駐機場から3台のバスで乗客をターミナルに運ぶ際、34人を乗せた1台が誤って国内線の到着口に向かった。一部の乗客が空港カウンターで手続きを受けていないと申告して発覚。同社はアナウンスで呼び出すなどし、24人は入国審査、税関、検疫の手続きを受けた。バス運転手が国内線と勘違いしたことが原因だという。

 同社の五島社長とバス会社「東京空港交通」の増井健人社長が19日、国交省で会見。五島社長は「2回目で責任を感じている。申し訳ない」と謝罪した。