米横断の皆既日食、太陽光発電量が大幅減の恐れ 電力価格は急騰も (2/2ページ)

 米エネルギー大手コン・エジソンのマネージング・ディレクター、トム・ディカプア氏は「当日が快晴であれば、日食が始まった途端に電力市場価格は急騰するだろう」と述べた。

 最も大きな影響を受けるのはカリフォルニア州になるもよう。同州では太陽光発電が電力需要の約40%を賄う日もある。エネルギー情報会社ジェンスケープのアナリスト、デーブ・クイン氏によると、日食で日射量は約70%減少する。

 カリフォルニア州の送電業者によれば、大規模太陽光発電所の発電量は82分間にわたり毎分70メガワット落ち込み、太陽が再び姿を見せ始めると毎分90メガワットずつ増加する見通し。市場は6008メガワット分の不足を補う必要があるという。

 テキサス州の送電業者は日食の影響を90分間で約600メガワット、中西部からルイジアナ州をカバーする送電業者は最大125メガワットと推定している。(ブルームバーグ Naureen S.Malik)