鳥取中部地震 被災の倉吉博物館9カ月ぶり開館、亀裂入った壁も作り直して完成 (1/2ページ)

再開館した倉吉博物館で、修復された展示物を見る観覧者ら=鳥取県倉吉市
再開館した倉吉博物館で、修復された展示物を見る観覧者ら=鳥取県倉吉市【拡大】

 昨年10月に発生した鳥取県中部地震で被災し、休館していた同県倉吉市の倉吉博物館で、展示スペースの復旧工事が完成、1日、再開館の記念式典が行われた。

 同館は昭和49年5月に開館。県中部地震では展示室の壁(幅17メートル、高さ2.4メートル)など施設が損壊したほか、国重要文化財「子持壺形須恵器」(古墳時代)といった貴重な考古資料約70点が展示台から落ちて破損するなど大きな被害が出た。地震発生以降、一部を除き、復旧のため約9カ月間休館していた。

 復旧では、亀裂が入り倒壊の危険があった壁を撤去し、つくり直したのをはじめ、破損した土器類を文化庁や県埋蔵文化財センター、鳥取大の協力で調査。同センターや専門業者に依頼して修理を進め、再開館にこぎつけた。

「市の誇りである展示品に触れてほしい」

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