台風5号、今夜九州最接近、あす四国上陸へ 動き遅く予想雨量700ミリも

 強い台風5号について気象庁は6日、同日夜にかけて九州南部に最接近し、進路を東寄りに変えて7日朝にも四国へ上陸する見通しを明らかにした。動きが遅いため影響が長く続く見込みで、7日正午までの24時間雨量を四国で最大700ミリと予想し、積算雨量が増える九州南部や四国で土砂災害や河川の氾濫などに厳重な警戒を呼び掛けた。

 気象庁によると、奄美市名瀬では48時間630ミリ以上の雨量を観測しており、8月の史上1位を更新。同市笠利や喜界島でも48時間に約500ミリの雨量で観測史上1位を更新した。中種子町では最大瞬間風速34・5メートルを観測した。

 7日正午までの24時間予想雨量は多い所で、四国700ミリ、九州南部・北部でそれぞれ500ミリ、東海300ミリ、近畿250ミリ。

 7日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)は、九州南部35メートル(50メートル)、九州北部30メートル(45メートル)、四国や中国地方、近畿25メートル(35メートル)。波の高さは7~8メートルで、高潮による浸水にも注意が必要。

 台風5号は6日午前11時現在、鹿児島県西之表市付近をゆっくりとした速さで北東へ進んだ。中心気圧は970ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートル、中心から半径90キロ以内が風速25メートル以上の暴風域。

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