日本版GPS衛星みちびき3号機、12日に打ち上げ 落雷の恐れで1日延期 (1/2ページ)

報道陣に公開された、政府の衛星「みちびき3号機」=6月15日午後、神奈川県鎌倉市
報道陣に公開された、政府の衛星「みちびき3号機」=6月15日午後、神奈川県鎌倉市【拡大】

  • みちびき3号機のイメージ(内閣府宇宙開発戦略推進事務局提供)
  • 報道陣に公開された、政府の衛星「みちびき3号機」=15日午後、神奈川県鎌倉市

 三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は9日、日本版の衛星利用測位システム(GPS)を担う政府の準天頂衛星みちびき3号機をH2Aロケット35号機で鹿児島県の種子島宇宙センターから12日午後に打ち上げると発表した。当初は11日の予定だったが、天候悪化が予想されるため1日延期した。

 10月ごろに4号機を打ち上げ、来年4月に高精度の位置情報が利用可能な4基体制で本格運用を始める。

 GPSは複数の衛星が発射する電波を地上で受信し、位置を測定する米国のシステム。カーナビゲーションやスマートフォンなどで広く活用されているが、誤差が10メートルと大きい。みちびきを併用すると、本格運用時には日本周辺で誤差を最小6センチに抑えられ、車の自動運転などへの利用が期待される。

 運用中の1、2号機と4号機は、日本の真上付近に長時間滞在する準天頂軌道という特殊な楕円軌道を飛行。これに対し3号機は、日本の南の赤道上空に見かけ上、とどまる静止軌道を飛行する。

 位置測定では、地上からみて複数の衛星が特定の向きに偏らず、多様な方向にあることが望ましい。みちびきは、3基が交代で日本の真上付近を飛びビルや山に電波が妨げられないようにする一方、静止軌道も併用して測定精度を高める。

 3号機は災害時に被災者の安否情報を防災機関に送信する機能も備える。みちびきを運用する内閣府宇宙開発戦略推進事務局の松本暁洋企画官は会見で「3号機のみにこの機能があり、非常に重要な衛星だ」と話した。

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