気をもむ国連、月は誰のもの? 各国が宇宙計画、「乱開発」を懸念する声 (4/4ページ)

アポロ計画で月面に設置されたレーザー反射鏡(NASA提供)
アポロ計画で月面に設置されたレーザー反射鏡(NASA提供)【拡大】

 訴訟での解決は不明

 1969年、アポロ11号の宇宙飛行士らは月面に米国旗と「全人類の平和を希求してここに来れり(We came in peace for all mankind)」と記した銘板を立てた。だが、NASAが残したものはそれだけではなかった。食品の包装パックやカメラ、ゴルフボールなど、月面にはごみとなるものが多数残っている。

 非営利団体フォー・オール・ムーンカインドは、各国の法律が重要遺産の不正使用を阻止しているのと同様に、地球外文化遺産の商業化を防ぎたいと考えている。だが、月探査機や巨大企業が将来、静かの海にあるアポロ11号の月面着陸地点や月面に立つ色あせた国旗を損傷するようなことがあっても、強制的な措置を取るのは月面への安全な着陸と同じくらい難しいかもしれない。

 国連の国際司法裁判所が紛争解決の場になる可能性はあるが、月の文化的・商業的資産をめぐる訴訟に対して、実際に判決を下せるかは不明だ。「多くの国際法が取る手法は名指しによる非難だ。それには疑う余地がない」とハンロン氏は述べた。(ブルームバーグ Justin Bachman)

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。