神奈川県横浜市のパシフィコ横浜で16日に開催された「第10回日本高校ダンス部選手権(スーパーカップダンススタジアム)」全国大会のスモールクラス(2~12人)には都内から12校が出場し、3年連続5回目の出場となった日出が産経新聞社賞に輝いた。
日出は、「和」をテーマに男女11人で挑んだ。戦国武将役を中心にダイナミックな動きや扇子を使った華やかな振り付けで会場を魅了した。
3年で部長の中島さくらさん(17)は「優勝を目指していたので悔しさもあるが、賞をもらえてうれしい。支えてきてくれた人たちに感謝したい」と笑顔を見せた。
初出場の都立福生は「ポリス(警察)」がテーマ。唯一の男子部員がふんした指名手配犯と10人の女子部員が演じる警察官との捕物劇をコミカルに表現した。
2年で部長の松村香さん(16)は「顔の表情の変化に力を入れて練習してきた。今までで一番良い演技ができた」と振り返った。
スモールクラス出場校=昭和第一学園▽駒沢大高▽都立高島▽明学東村山▽城西大付城西▽都立東大和▽都立富士森▽二松学舎大付▽日出▽都立国分寺▽都立福生▽専修大付