花咲徳栄の甲子園優勝で「いいね!」10倍 知名度「?」の埼玉・加須市に千載一遇のチャンス (1/3ページ)

花咲徳栄の初優勝を喜ぶ市民ら=23日午後、埼玉県加須市
花咲徳栄の初優勝を喜ぶ市民ら=23日午後、埼玉県加須市【拡大】

  • 優勝が決まり喜びを爆発させる花咲徳栄高校の生徒ら=23日、埼玉県加須市花崎(川上響撮影)

 夏の甲子園で初優勝を果たした花咲徳栄。埼玉県勢としても初めての全国制覇となったが、この快挙で俄然、注目を集めているのが、学校がある同県加須市。首都圏に住むものさえ「かすし?」と読み間違えるほど、知名度はいまいちだったが、優勝が全国ニュースで繰り返し報じられたことで「かぞし」という正式な読み方が定着しつつある。優勝後、同市の公式フェイスブックには1千を超える「いいね!」がつくフィーバーぶり。市職員も「いつもの10倍以上だ」と驚いている。

 「加津」「神増」「加増」…???

 都心からおおむね50キロ圏内にある加須市。埼玉県の東北部に位置し、群馬、栃木、茨城の3県に接する。その面積は約133平方キロ。人口は約11万人という典型的な郊外田園都市だ。

 「かぞ」とは一風変わった読み方だが、その由来は謎に包まれている。加須市によると、元々の字は「加津」「神増」「加増」のいずれかだったが、江戸時代の正保~元禄のころに「加須」に変化した。資料によると、最後の「加増」説が有力。「新田開発により領地の石高が『加増』した土地だからではないかと推測されています」(加須市シティプロモーション課)。

 ふるさと納税返礼品は 「加須手ぼしうどん詰め合わせ」

 名物は、うどんとこいのぼり。加須市の公式ホームページによると、江戸時代半ば、利根川の渡舟場や不動岡にある總願寺の門前で参拝客をもてなしたのが、加須うどんの起源。「足踏み」「寝かせ」といった手打うどん独特の作業を通常の2倍行い、こしの強さとのどごしが特徴。夏場は細うどん、冬場はひもかわうどん…と季節に合わせた趣向を凝らしている。ちなみに、加須手打ちうどん会には、22店舗が登録している。

あの風物詩でも“日本一”

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