ビットコイン支える「ブロックチェーン」って何? NTTデータのスペシャリストが解説 (3/5ページ)

赤羽さん(左)と愛敬さん(右)
赤羽さん(左)と愛敬さん(右)【拡大】

  • ブロックチェーンの分類
  • “ビットコインのブロックチェーン”から“分散型台帳技術”へ(出典:NTTデータ、以下同)
  • ブロックチェーンの仕組み
  • 貿易金融への分散型台帳技術導入イメージ

 通貨としてのやり取りに特化したビットコインとの最大の違いは、Ethereumはアプリケーションをブロックチェーンに実装し、あらかじめ定めた条件に従ってブロックチェーン上のデジタル資産に関する各種処理を行えることだ(「スマートコントラクト」と呼ばれる)。最近話題になっている仮想通貨を使った資金調達「ICO」(Initial Coin Offering:新規仮想通貨公開)も、Ethereumのスマートコントラクトを用いたものが主流になっている。

 参加ノードを制限し把握する、コンソーシアム型とパブリック型

 一方、コンソーシアム型やプライベート型は、ノードの設置を制限することで、参加者が誰であるかを把握しやすい。例えば「4人の参加者がいる場合は3人の合意を得ればよい」といった形で、シンプルな合意形成ができるのが特徴だ。

 2社以上にまたがるコンソーシアム型は、貿易金融など、さまざまなビジネスでの活用が見込まれている(関連記事)。貿易金融の場合、関連企業とプラットフォームを作り、どこでどのような取引があったのかをブロックチェーンで管理することで、取引の透明化が期待できるという。

 同様の仕組みを1つの企業で活用する場合はプライベート型と呼ばれる。愛敬さんは「貿易というのは要はワークフロー。企業の決算フローなどにも使えないか検討している」と話す。

コストダウンの可能性も