【ドローンタイムズ】大規模災害、上空から状況把握 (2/2ページ)

離陸した有線ドローン「パーク」と、撮影した映像を中継する指揮車両=8月29日、前橋市の北消防署白川分署
離陸した有線ドローン「パーク」と、撮影した映像を中継する指揮車両=8月29日、前橋市の北消防署白川分署【拡大】

  • 上空120メートルに上昇した「パーク」が地上に届けた映像

 防弾チョッキにも用いられる素材で作られたマイクロフィラメントテザーというケーブルがつながっていて、電力の供給と、機体とのデータ通信の両方を行う。機体の6本のアームは脱着がワンタッチで、組み立てや分解が容易な点も特徴だ。

 会場に置かれたパークは、122メートルのケーブルの巻き取り装置であるスプーラーと、200ボルトの電力を1070ボルトに昇圧して給電する電源装置とつながっている。実験では、指令席のPCでコマンドを出すと、指示通りの高度まで上昇した。上昇後は、地上のスプーラーが常にケーブルを張るため機体は地上から引っ張られた状態で安定し、離陸した地点からほぼ真上にとどまっていた。

 周囲の様子を確認するには、機体を移動させる代わりに、搭載しているカメラの向きを変える。モニターにはカラーで鮮明な映像が届いた。田中電気の担当者は、有線ドローンについて、移動の自由がないかわりに高度な操作技術が不要であることを特徴にあげた。

 ケーブルでの給電が途絶えても、機体に内蔵されたバッテリーで自力で着陸できることも特徴だ。実際に電源装置の「緊急停止」ボタンを押し電力の供給を停止させると、機体が自力で着陸した。

 前橋市消防局では、今後も実用化を視野に、寒冷時の飛行や、夜間での赤外線カメラによるモニタリングなどの実験を行う計画だ。

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