世界文化賞にバリシニコフ氏ら5氏 来月18日、東京で授賞式典

 世界の優れた芸術家を顕彰する「高松宮殿下記念世界文化賞」(主催・公益財団法人日本美術協会=総裁・常陸宮殿下)の第29回受賞者が決まり、12日、東京、ニューヨーク、ベルリンなど世界6都市で発表された。賞金は各1500万円。

 今回の受賞者は、絵画部門=シリン・ネシャット(60)〈イラン/アメリカ〉▽彫刻部門=エル・アナツイ(73)〈ガーナ〉▽建築部門=ラファエル・モネオ(80)〈スペイン〉▽音楽部門=ユッスー・ンドゥール(57)〈セネガル〉▽演劇・映像部門=ミハイル・バリシニコフ(69)〈アメリカ/ラトビア〉-の5部門5氏。

 受賞者はこれで計149人。ガーナとセネガルからは初めての受賞となる。

 また、次代を担う若手芸術家を育成する「若手芸術家奨励制度」の第21回対象団体には、レバノンの「ズゥカック劇団・文化協会」が選ばれた。代表のマヤ・ズビブさんに表彰状と奨励金500万円が贈られた。

 東京の会見には同賞国際顧問の中曽根康弘元首相(アジア推薦委員会委員長)が出席し、ニューヨークの会見には、日本美術協会の日枝久会長とンドゥール氏が出席。ベルリンの発表会見には、モネオ氏が駆けつけ、喜びを語った。

 授賞式典は10月18日、東京・元赤坂の明治記念館で行われる。