来年のバレンタインデーに並ぶかも チョコに天然の新色「ルビー」 (1/2ページ)

バリー・カレボーの新製品「ルビー・チョコレート」(同社提供)
バリー・カレボーの新製品「ルビー・チョコレート」(同社提供)【拡大】

 スイスのメーカーによる画期的な技術でチョコレートの色はダーク、ミルク、ホワイトという枠を超越した。

 世界最大のカカオ豆加工会社バリー・カレボーは、ネスレによる80年以上前のホワイトチョコレートバー製造開始以降では初めてとなる新しい天然色のチョコを開発した。ピンクがかった色でフルーティーなフレーバーのこの製品を、バリー・カレボーは「ルビー・チョコレート」と呼びたい考えだ。

 世界のチョコレート市場が振るわない中で米ハーシーが15%の人員を削減し、ネスレは米チョコレート事業の売却を目指しているが、ルビー・チョコレートが売り上げを後押ししそうだ。来年のバレンタインデーには天然のピンク色をしたハートチョコが小売店の陳列棚いっぱいに並ぶかもしれない。

 バリー・カレボーのアントワーヌ・デサンアフリーク最高経営責任者(CEO)によれば、新製品は特殊なタイプのカカオ豆をベースに約10年にわたる開発を経て誕生した。ルビーチョコの原料となるカカオ豆はアフリカの象牙海岸やエクアドル、ブラジルから輸入され、独特な色は加工中に抽出されるパウダーに由来する。

 カーギルなどの企業もレッドココアパウダーを既に生産しているが、天然の赤みを帯びたチョコが製造されたのは今回が初めて。甘酸っぱいベリーの風味の新製品は5日に中国・上海で発表された。

 デサンアフリークCEOは新製品について、「天然で色鮮やか、甘美な世界にいざなうような感もあるけれど、正真正銘のチョコレートだ」と述べ、「バランスが良くミレニアル世代に訴えるものが大きいだろう」と語った。

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