【水と共生(とも)に】国連会合で防災投資の原則策定提案 (1/4ページ)

米ニューヨークの国連本部で開催された「国連水と災害に関する特別会合」の様子(日本水フォーラム提供)
米ニューヨークの国連本部で開催された「国連水と災害に関する特別会合」の様子(日本水フォーラム提供)【拡大】

  • 「国連水と災害に関する特別会合」が開かれたニューヨークの国連本部(ブルームバーグ)
  • 「国連水と災害に関する特別会合」の会場に映し出された皇太子さまのビデオ基調講演(日本水フォーラム提供)
  • 特別会合には自民党の二階俊博幹事長(右)も出席して演説を行った(共同)

 米ニューヨークの国連本部で7月20日、第3回「国連 水と災害に関する特別会合」が開催された。国連で唯一の「水と災害」をテーマにした特別会合で、水と災害に関する国際的な意識を高め、国際社会の水災害防止に関する活動を前進させることを目的にしている。主催は「防災と水に関する国連事務総長特使」と「水と災害ハイレベル・パネル(HELP)」だが、日本政府が主導している。会合に参加した日本水フォーラムの守安邦弘ディレクターのリポートを中心に会合の模様を紹介する。

 ◆「国の主導が重要」

 最近では、世界の水問題の中に洪水などの水災害が含まれることは当然となっているが、20年ほど前はそうではなかった。

 第2回「世界水フォーラム」(2000年、オランダ・ハーグ)に参加した日本の政府関係者は、水災害が世界の水問題として扱われていないことに衝撃を受け、第3回の同フォーラムを日本に誘致し、水災害を主要テーマの一つに加えた。日本はそれ以降、「国連 水と衛生に関する諮問委員会」「水と災害ハイレベル・パネル」「アジア・太平洋水サミット」「世界水フォーラム」などのグローバルなチャンネルを活用し、国家の発展には水災害への対策が重要であると世界中にPRしてきた。そうした活動が「国連 水と災害に関する特別会合」(以下、特別会合)につながっている。

 今回の特別会合は、第1回(13年3月)、第2回(15年11月)に続くもので、今回初めてハンガリーのアーデル大統領、モーリシャスのファキム大統領、ミャンマーのヘンリーバンティオ副大統領ら国家元首級が参加した。

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