【水と共生(とも)に】国連会合で防災投資の原則策定提案 (2/4ページ)

米ニューヨークの国連本部で開催された「国連水と災害に関する特別会合」の様子(日本水フォーラム提供)
米ニューヨークの国連本部で開催された「国連水と災害に関する特別会合」の様子(日本水フォーラム提供)【拡大】

  • 「国連水と災害に関する特別会合」が開かれたニューヨークの国連本部(ブルームバーグ)
  • 「国連水と災害に関する特別会合」の会場に映し出された皇太子さまのビデオ基調講演(日本水フォーラム提供)
  • 特別会合には自民党の二階俊博幹事長(右)も出席して演説を行った(共同)

 日本からは自民党の二階俊博幹事長が参加して講演を行い、「7月の九州北部豪雨の被害に触れたうえで、国土強靭(きょうじん)化の重要性を訴え、日本の知見や経験、教訓を、全世界に伝えていくことが日本の使命である」(守安氏のリポート)と強調した。

 オープニングで元首級の講演が行われた後、討議が行われた。オランダのインフラ環境相が議長を務め、国土交通省の森昌文技監のほか、他国から6人の閣僚級や国際機関の高官が参加、「水災害リスクの低減に向けた投資と資金確保」をテーマに議論した。

 森技監は日本の経験を踏まえ、「防災は国のリーダーシップが重要」であること、「防災への事前投資を増やすことが重要」であることを指摘し、それを実現するには(1)防災投資に関する原則を策定する(2)16年9月の国連総会で採択された「水の行動の10年(18~28年)」の間は特別会合を定期的に開催する-ことを提案した。

 ◆皇太子さまの基調講演

 皇太子さまは、第1回、第2回ともに特別会合に出席され、講演されている。今回は、残念ながら出席されなかったが、ビデオを通じて講演された。

 オープニングでは、皇太子さまのビデオによる基調講演が行われた。テーマは「水に働きかける」。内容の一部をご紹介させていただく。

 「私は昨秋、信玄堤(編集注:山梨県甲斐市)を訪れました。信玄堤は、日本の戦国時代の傑出した武将である武田信玄によって建設されました。信玄堤というと、堤防という構造物が連続して設置されているイメージを持ちますが、信玄の目指したところは、単なる堤防だけでなく、異なった機能の施設を巧みに配し、当時暴れ川だった釜無川の洪水を制御し、その豊かな水量の恩恵を自国にもたらすことにあったようです」

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