【水と共生(とも)に】国連会合で防災投資の原則策定提案 (3/4ページ)

米ニューヨークの国連本部で開催された「国連水と災害に関する特別会合」の様子(日本水フォーラム提供)
米ニューヨークの国連本部で開催された「国連水と災害に関する特別会合」の様子(日本水フォーラム提供)【拡大】

  • 「国連水と災害に関する特別会合」が開かれたニューヨークの国連本部(ブルームバーグ)
  • 「国連水と災害に関する特別会合」の会場に映し出された皇太子さまのビデオ基調講演(日本水フォーラム提供)
  • 特別会合には自民党の二階俊博幹事長(右)も出席して演説を行った(共同)

 「このような角度から歴史的水施設を見てみると、人はそこにある地形や自然のありさまを俯瞰(ふかん)し、それに対して自らの持てる知見と手段を適合させてきたように見えます。こうしたやり方は現在でも立派に通用するものです。今後の私たちが水に働きかけていくうえで貴重な示唆になりうるのではないでしょうか」

 皇太子さまは日本の歴史的な水に関する事例を、自ら撮影された写真や制作された図表を用いて分かりやすく説明され、歴史から学ぶことの意義を語られた。さらに、海外の事例にも触れられた。

 「クアラルンプールでは、2007年から洪水放水路と道路トンネルを兼ねたSMARTトンネルが運用されています。この施設は200を超えるCCTVカメラを設置するなど情報技術を駆使し、安全面に多くの配慮がなされ、現代の都市で大きな課題となっている都市洪水と渋滞対策に対し、1つの施設で解決を図っているところに特徴があります」

 皇太子さまがこの施設を視察されてその壮大な構想と実用性に驚いたことを振り返られ、科学技術の進展への期待を語られた。講演の最後に、「人類が掲げた高い共通の目標達成の礎をなすため、世界の人々とともにさまざまな水問題解決に向けて歩みを続けていきたい」と決意を述べられた。

 皇太子さまの水に対する真摯(しんし)な姿勢、研究内容の深さは、世界中から集まった出席者や聴講者を感動させた。

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