運転前に生年月日を入力 失敗ならエンジンかからず 国内初の認知機能チェックシステム開発 (1/2ページ)

セブンが開発したドライブチェッCar(同社提供)
セブンが開発したドライブチェッCar(同社提供)【拡大】

 電子機器の開発や運転代行を営む「セブン」(埼玉県北本市)は運転する際に年月日や曜日を正しく入力しないと、車のエンジンをかけることができなくなる国内初の装置「ドライブチェッCar」を開発した。同社の三上正義社長は「高齢者が間違えているのを家族が見れば、運転免許証返納を促す機会になると思う。高齢者の事故が減少してほしい」と期待している。(宮野佳幸)

 ドライブチェッCarは、エンジンをかけるために使う装置。運転当日の日付や曜日などを正しく入力すると、セルモーターに電気を流すことができるようになり、エンジンを駆動させられる仕組みになっている。運転前に認知機能をチェックし、運転者に自覚してもらうのが目的だ。

 最初に間違えると「ヤリナオシ」のメッセージが表示され、4回連続で「ウンテンキケン」、6回では「メンキョヘンノウ」と内容が変化していく。間違えている間はエンジンをかけることができないが、誤入力が続いても正しく入力できればエンジンをかけることができる。

 ドライブチェッCarには数字や曜日などのボタンが並ぶが、その順番に規則性はない。ランダムにボタンを配置することで、注意力と集中力を確認し、難易度を上げることでさらにチェック機能を高められる。曜日などのほか、簡単な足し算、引き算を5回連続で正解しないといけないモードも用意した。

開発には「深い思いがある」