賛成多数で週内に独立宣言 スペイン・カタルーニャ自治州住民投票 (1/2ページ)

バルセロナ中心部の広場で気勢を上げる独立賛成派の住民ら=1日、バルセロナ(AP)
バルセロナ中心部の広場で気勢を上げる独立賛成派の住民ら=1日、バルセロナ(AP)【拡大】

 スペイン・カタルーニャ自治州の独立の是非を問う住民投票が1日投開票され、同州の報道担当者は2日未明の記者会見で、総投票数230万のうち200万票が独立賛成だったと述べた。同州の独立派は週内にも一方的に独立を宣言する構えを見せている。これを受け2日の株式市場でスペイン株の指標であるIBEX指数は一時1.3%下落。スペイン10年国債の利回りも一時、7月14日以来の高い水準に上昇(価格は下落)した。

 住民投票の有権者数は500万人強。1日午前9時の投票開始前、一部投票所を警官隊が急襲し、投票支持者らを引きずり出したほか、住民を警棒で殴打したり、ゴム弾を発射した。しかし州政府によれば、73%の場所で投票が実施された。カタルーニャ州政府によれば、少なくとも465人が負傷した。

 同州のプチデモン首相はテレビ放映された演説で、「カタルーニャの市民らは独立国家を樹立する権利を得た」と語り、数日中に州議会に住民投票の結果を通告すると約束するとともに、欧州連合(EU)に支持を訴えた。州議会は同州の住民投票法に沿って行動し、通告から48時間以内に独立を宣言する可能性があるという。予定通り進めば、6日に独立を宣言する見込みだ。

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