タヌキを撮影するつもりが… 黒いキツネ撮影される「犬かと思った」

知床博物館のカメラに写っていた黒いキタキツネ(知床博物館提供)
知床博物館のカメラに写っていた黒いキタキツネ(知床博物館提供)【拡大】

  • 知床博物館のカメラに映っていた黒いキタキツネ(知床博物館提供)

 北海道知床半島の斜里町で黒いキツネが先月23日に撮影された。知床博物館のカメラがとらえた。

 同館によると、撮影されたのは午後3時ごろ。タヌキの生態を観察するために村上隆広学芸員が山のふもとに設置していたカメラに写ったという。

 撮影した村上氏は「初めに映像を見たときは黒い姿が通り過ぎたので犬だと思った。よく見ると尻尾も大きくてふさふさしており、顔もキツネの顔だったので、驚いた。大きさは約1メートル20センチくらいだ」と話す。

 同館によると、このキツネは自然に生じた変異とみられるという。

 北海道では、毛皮をとるため、大正から昭和にかけてアリューシャン列島などからキツネを輸入。土着のキツネとかけあわせたという。その影響で、土着のキツネも黒い色が発現しやすくなったのではないかという。

 北海道では5月に帯広空港周辺でも黒いキツネが目撃されている。

 動画では舗装された道路を歩き、遠くを見渡した後、反対側にゆっくり歩き出す様子が写っている。

 野生のキツネはエキノコックスという寄生虫をもっている。ふんなどを媒介して人体に入ると感染症を引き起こすおそれがある。(WEB編集チーム)

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