亀井静香氏、広島で引退表明「弱肉強食で大都会中心、一緒にやっていく相棒いない」

会見で引退を表明する亀井静香氏=広島県尾道市
会見で引退を表明する亀井静香氏=広島県尾道市【拡大】

  • 引退会見に臨む亀井静香氏=尾道市の亀井静香事務所

 衆院選に出馬せず政界引退を決めた無所属の亀井静香元金融担当相(80)=広島6区=は5日、6区内の広島県尾道市で会見。「政治から身を引く。一緒にやっていく相棒がいない」と正式に引退を表明した。

 約40年間の議員生活を踏まえ、今の日本社会を「弱肉強食で大都会中心。衆院議員として目指してきたものではない」と批判。「支援者の皆さんに苦労をしてもらって当選しても、その状況を変えるため一緒に活動する相手が見つからず、一人だけではやっていけない」と述べた。

 また、北朝鮮が核実験やミサイル開発を強行している国際情勢に懸念を表明。この時期の衆議院解散には否定的な考えを示したものの、情勢安定のため、安倍晋三首相に引退後も協力する考えを伝えたことも明らかにした。

 亀井氏は昭和54年の衆院選に自民党公認で初当選。平成17年、郵政民営化に反対して離党(除名)後も国民新党を結成するなどし、13回当選を果たした。