イシグロ氏、来日時にルーツ再確認 村上春樹さんとは互いにファン公言 (2/2ページ)

自宅敷地内で取材に応じるカズオ・イシグロさん(右)=5日、ロンドン(AP)
自宅敷地内で取材に応じるカズオ・イシグロさん(右)=5日、ロンドン(AP)【拡大】

  • カズオ・イシグロさんのノーベル文学賞受賞を受け、急遽イシグロ氏の作品を並べる紀伊国屋書店新宿本店の担当者=5日午後、東京都新宿区(飯田英男撮影)

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 毎年、ノーベル文学賞の有力候補に名前が挙がる村上春樹さんとは、互いにファンを“公言”していることでも知られる。イシグロさんは以前、文芸誌のインタビューで、村上さんについて「もっとも興味ある作家の一人」と称賛。その理由について、「(村上さんは)国を超えた作家であり、現代文学の中で非常に関心を引く何かを象徴している。世界中の人は、日本文化に必ずしも関心がなくても、村上春樹に通じるものを感じる」などと語っていた。

 一方の村上さんも、平成27年にインターネット上に開設した期間限定サイト「村上さんのところ」で、「本が出たら必ずすぐ読むのはカズオ・イシグロと(米作家の)コーマック・マッカーシー」と語り、イシグロ作品のファンだということを明かしていた。

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 イシグロさんの小説は映画化された作品も多く、日本にファンも多い。

 1993年の「日の名残り」は、米アカデミー賞で作品賞をはじめ8部門にノミネートされ、世界的に評判を呼んだ。「わたしを離さないで」は、平成22(2010)年東京国際映画祭でも上映された。この作品は26年に蜷川幸雄さんの演出で舞台化されたほか、28年には綾瀬はるかさん主演でテレビドラマになったことでも知られる。

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