アザラシの原画や工芸品などフィンランドのデザインを紹介 東京・府中市美術館

エーリク・ブルーンさんのポスター原画「サイマーワモンアザラシ」=1974年、作家蔵、(c)ErikBruun
エーリク・ブルーンさんのポスター原画「サイマーワモンアザラシ」=1974年、作家蔵、(c)ErikBruun【拡大】

 フィンランド独立100周年を記念し、同国の優れたデザインを紹介する「フィンランド・デザイン展」が府中市美術館で開かれている。22日まで。

 フィンランドでは、「人間と自然との調和」を理念にしたシンプルで明るいデザインが数多く生み出されてきた。独立以前の19世紀末の工芸品から現在第一線で活躍するデザイナーの作品までの歩みを振り返る。

 エーリク・ブルーンさんら著名デザイナー約20人のポスター原画=「サイマーワモンアザラシ」1974年、作家蔵、(c)Erik Bruun=や食器、家具、テキスタイルなど約650点を展示する。デザイナー作の椅子に座れるコーナーも。

 一般900円。月曜休館(9日は除く)、10日は休館。問い合わせはハローダイヤル(電)03・5777・8600。