北海道、影響で大雪も 台風21号で各地に影響、空の便・鉄道に乱れ

 台風21号の接近で、北海道では23日、空の便や鉄道が乱れた。暴風や大雨に加え、一部では24日にかけ、台風の影響で大雪となる見込みで、気象庁は警戒を呼び掛けた。

 国土交通省によると、新千歳空港では仙台や羽田と結ぶ便を中心に国内線80便以上が欠航。JR北海道は根室線などで20本以上を運休させた。

 北海道によると、釧路市や苫小牧市を中心に、小中学校など計145校が臨時休校した。

 札幌管区気象台によると、台風の影響で寒気が北から北海道上空に流れ込み、札幌市や帯広市では23日に初雪を観測。24日正午までの24時間に日本海とオホーツク海側で40センチ、太平洋側で30センチの降雪が予想される。